消防点検の費用って業者間でかなり違うのはなぜ?


【 会 社 名 】 株式会社マーテック
【 住  所 】 愛知県海部郡大治町花常東屋敷76
【メールアドレス】 makoto@nagase1976.jp
【 担 当 者 】 長瀨(ながせ)
【 HP URL 】 https://ma-tec.jp/
【 主 な 業 務 】 消防設備点検 ・ 防火設備定期検査 ・ 連結送水管耐圧試験 ・ 建築設備定期検査等
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【 消防点検の費用って業者間でかなり違うのはなぜ? 】

下記のような質問がございました。

【 Aさん 】
今まで消防点検をずっと1社に任せきりでしたが、(この時点で問題があるのは言及しないでください)
何社からか見積もりを取ったところ、値段のばらつきがすごく驚いています。
3部屋6階建てのアパートを持っていますが(親から相続)現在の業者に

機器点検で 13万
法定点検で 16万

なのですが、他は(3社見積もり取りました。)

機器点検で 4万
法定点検で 4.5万

さすがにこの金額の違いは放置するわけにはいかないと思い、スレをたてました。
疑問 1 なぜ法定点検なのに値段の差がすごいのか
   2 各会社で点検の仕方が違うのか

ぜひ教えてください。宜しくお願い致します。
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上記の質問に対して、様々なご意見がございましたのでそちらも併せて紹介いたします。

1: 匿名さん  のコメント
法定点検は、価格が決まっているのではなく点検項目が決まっていることを意味します。
したがって価格は業者次第です。
法律で点検項目が決まっていますので、業者間で差はありません。

消防点検はほとんどが人件費です。点検時に消費する資材がほぼありません。
従って、点検費用の積算は、人数X時間で計算できます。
ですので、当然、従業員3人とかの家族経営の小規模点検業者に依頼すると、激安になります。
管理会社に任せると中間マージンをたっぷりとられてとっても高額になります。

付け加えると
点検の質も消防点検は資格点検なので、業者間でそれほど差はありませんよ。
価格は安くとも零細業者は大手から孫受けで仕事を請けたりしているので直契約なら利益は大きくなります。
点検は人がやる仕事なので、零細業者に依頼するなら、
浮いたお金の一部で、付け届けなどをすると融通が利くし良い仕事をやってくれますよ。

【 筆者より一言 】————————————————————————-

1番さんが言われているとおり、消防点検は法定点検であり点検項目は細かく決められているため
点検する内容は大きく変わることはありません。

大きく違うとすれば、中間に会社がいくつ入るかで変わってきます。
それで高くなったり、逆に安くなったりもします。

では直接取引がいいのか?と思いますが、協会に登録している会社だけでもかなりあります。
登録していない会社もかなりあります。
その中でどれがいいのか?を素人がさがすのはとても困難です。

それであれば、
信頼できる会社(管理会社や不動産会社等)に紹介して頂くか、経由して頂くことで
何かあっても仲介に入ってもらえるメリットはございます。

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2: 評判気になるさん のコメント
分かります。年々費用が上がるんですよ。点検費用は変わらないのですが、「消火器が期限切れだの」「煙感知器が作動しないだの」本当か?と不信感しかありません。他の業者さんも電話で聞いてみましたがどこも「取ってやるかん」しか感じられません。
向こうの経営状態に応じてドンドン値が吊り上がっているように感じてなりません。消防点検以外は業者に恵まれていますが、この件だけはいつも悶々としてますね。

【 筆者より一言 】————————————————————————-
これは、私もお客様とお話したりして言われることがございます。

消火器でいう期限とありますが、2011年に点検基準の改正があり
消火器(蓄圧式)の機器点検(内部及び機能)の開始時期を3年⇒5年とするとともに、
製造から10年を経過した消火器に対する耐圧性能点検(水圧試験)が義務付けられ、以後3年毎の水圧試験が必要となります。
※加圧式消火器の機器点検(内部及び機能)は従来通り3年のまま

ということになりました。

その背景には従来、加圧式粉末ABC消火器がほとんどでしたが、加圧式のため実際に使用するまでは容器内に圧力がかかっておりません。
いざ!消火する際に圧力がかかりますが、点検していなかったり、腐食していても交換しなかったりしていたもので、いざ使用しようとしてレバーを握った瞬間に容器が破裂してしまう事故がありました。

そういった事故をふまえ、従来の消火器には水圧試験が義務付けられたのです。
また、蓄圧式消火器には圧力ゲージがあり、圧力が減っていれば漏れがあるとし交換を提案致します。

全て建物の利用者の安全をふまえてできたものなのです。

ただ、お客様からすればここ3年~7年位は色々な点検項目が追加されて、不審に思う気持ちもわかります。
私は点検する側の視点にはなってしまいますが、正直不備がでるのは手間だと思っています。

なぜなら、2番さんのコメントの通りに不審がっている人もいるため、点検項目にしたがって不備で出しても色々言われてしまうため、できれば問題なしで点検を終えたいというのが本当のところなのです。

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3: 職人さん のコメント
点検費用の積算は、人数X時間+経費ですね 入室しての点検の可否 緊急呼び出しの有無 訓練立会の有無などコンサルティングも必要経費に入る場合もあります 3部屋6階建てで 全室必ず点検 緊急呼び出し無料 訓練立会無料なら まあ10万超えもありでしょうか

【 筆者より一言 】————————————————————————-

3番さんは同業者?ということもあり、細かい点を言っています。
この点については、私も同様の考えでおります。

管理組合様や管理会社様、施主様の意向で点検費用の上乗せは普通にあります。
全室点検するのが点検ではないのか?というご指摘を受けることがございますが、分譲マンションや特に賃貸マンションですと居留守を使われたり、点検日を忘れていていらっしゃらないお客様も多数います。

全室点検をするとなると何日点検にいけばいいかというお話になってしまいます。

よって、弊社では見積もりをする際に点検日数や時間を提示しております。
一日の作業なのか? 土日祝日や夜間作業は別途費用と記載しております。

よくあるケースは、以前の会社が2日やっていたので2日でやってほしいと契約が決まってから言われることがあり、通常点検では一日で終わる場合にトラブルになります。
点検報告書を確認して、何日やっているのか?や時間指定がある場合(飲食店や催事場等)もふまえ、打合せも必要となってきます。

点検会社と打ち合わせすることにより、効率的にできるようであれば価格を下げることも可能なため、見積書を取る前に事前に点検物件の現在の状況を把握しておくと良いかと思います。

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【 会 社 名 】 株式会社マーテック
【 住  所 】 愛知県海部郡大治町花常東屋敷76
【メールアドレス】 makoto@nagase1976.jp
【 担 当 者 】 長瀨(ながせ)
【 HP URL 】 https://ma-tec.jp/
【 主 な 業 務 】 消防設備点検 ・ 防火設備定期検査 ・ 連結送水管耐圧試験 ・ 建築設備定期検査等
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【一 言】 
消防設備点検、防火設備定期検査、連結送水管耐圧試験、建築設備定期検査、貯水槽清掃等 ビルやマンション及び商業施設等で点検・検査が義務付けられている業務を実施しております。
私(代表 長瀬)自身が国家資格(ホームページ参照 ma-tec.jp )を持っており、同日に複数の業務を点検・検査することも可能です。
立ち合い等が大変なオーナー様、ビル管理会社様のご負担を少なくすることができます。
ご不明な点等ございましたら、ホームページのメールフォームよりお問合せください。
お急ぎの方は、ホームページにてメール送信後、ホームページのお問合せ欄に記載してある連絡先に一報頂けると助かります。
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